
2月4日(土) 15:00 - 109 -
ブロムシュテット指揮 NHK交響楽団 NHKホール
モーツァルト 交響曲第34番
モーツァルト ミサ曲ハ短調「大ミサ」
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プロコフィエフの没後50周年や、ショスタコーヴィチの生誕百年など、
大して歓迎されなかったり受け入れられてなかったりのようだが、
このモーツァルトって奴はほんとオメデタイ。
私が学生のころ、モーツァルト没後二百年ということで、実に苦々しい限りの一年だった。
その悪夢が再現されようとしている今日この頃ですが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか?
真のモーツァルティアンならこの不愉快な空気がお解かり頂けるだろうし、
このバカ騒ぎのせいで幾多の真っ当なプログラムが企画倒れになっている事を
憂えている音楽ファンが多いことでしょう。
15年前に比べるとかなり落ち着いているというか、盛り上がっていないのは幸いですが、
マスコミの輩が金になると踏んだ時の爆発力は恐ろしいモノで、
ゴールデン・ウィークの有楽町祭りが一つのキー・ポイントになるんではないか、
とあたしゃぁ読んでいます。

さて、そんないつも憂えている突撃隊ですが、
先週のブロムシュテットがあまりにも素晴らしかったので、
二週連続でN響です。
またN響かよ、N響の感想なら読むのはヤメだ、
と云うそこの旦那。
たしかに読むほどでも無いかもしれません、
今回は。
私はこう見えても高校一〜二年は生粋のモーツァルティアンでして、まぁ
よくも厭きずに毎日毎日モーツァルト尽くしでした。
最期はマーラーの「復活」を知ってモーツァルトを卒業したんですが、
それまでは実に良くまぁ聴きました。
主にPコンだったんですが、レクィエムやミサ曲といった宗教曲も好きで、
「雀ミサ」がお気に入りでした。
ですから、モーツァルト憎しで聴いたわけではないのですが、
なんと詰まらない演奏だったこと。
掲示板では相当熱烈に歓迎されていたようですが、
「大ミサ」はなかなか退屈な一時間でした。
案の定、NHKホール3階席で、座席が最悪なのは自覚してますが、
同じ状況で「ブラ1」には感心した私なワケですから、やっぱりツマラナイ
演奏だったんだと思う。
ちなみに、私にとってブラームスとモーツァルトは、さして甲乙はありません。
嫌いでもなく、聴かないでもなく、作品が評価されるべきものだと認識しております。
何がツマラナカッタのかなぁ、とツラツラ考えてみたんですが、大ミサは
変化起伏に弱いんじゃないか、な。
神を讃え、神を崇め、神を祭り上げる。
それに終始したような楽調で、悪役は出てこない。
悪魔が雄叫びを叫んだり、貧民が飢えを嘆き悲しんだり、天変地異が巻き怒ったり。
そういったドラマチックが絡んでると、より一層神の効験あらたかさが
浮き上がるのに!

でもそれってオラトリオになっちゃうか。
ミサ曲はやっぱり、シズシスと謳い紡いでゆくしかないのか。