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8月27日(金) 19:00 - 42 -
飯森範親指揮 東京都交響楽団 サントリーホール
オネゲル 交響的運動第1番「パシフィック231」
プロコフィエフ 組曲「鋼鉄の歩み」
モロソフ 交響的エピソード「鉄工場」
ストラヴィンスキー 「春の祭典」
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プロコフィエフ・ファンとしましては、泪チョチョ切れの演目。
「鋼鉄の歩み」がライブで聴けようとは、長生きはするもんです。
将来、月に2回ショスタコの「バビ・ヤール」が聴けれたり、
ニールセンの交響曲全6曲連続演奏会が行われたりするかも...。
世の中、どう転ぶかは分かりませんからね。

さて、オネゲルの「231」は正直よー分からん我々。
肝心要(かんじんかなめ)は第2曲目(プロコ)と
第3曲目(鉄工場)にあります。
ところが、ですよ。
本日のメイン・ディッシュはどう見たって
「ハルサイ」。
よもや、まさか、やっぱり、と云う感じでプロコフィエフは普通の演奏でした。
突飛な演目だったので、もしかしたら飯森範親さん思い入れのある曲かも?
と思ったのですが、そんな気迫は全然伝わってこなかった。
こんな駄演は、プロコフィエフ様に失礼ですよ。
あと、その熱烈ファン様に対しても。
こういう演奏されて困るのは、我が愛するプロコフィエフの価値が貶められる事にある。
「なぁんだ、プロコ・プロコと叫んでるメルマガがあるけど、
聴いてみたらヤッパリつまんないじゃん」
こんな声が聴こえてきそうな演奏でした。
やっぱり「ハルサイ」に備えて「体力温存」していると思ったのは、
第3曲目「鉄工場」を聴き終えた時でした。
過去、アマオケの雄「ダスビダーニャ」の「鉄工場」を聴いた時、
そりゃもう鼓膜も破れんばかりの大音響で、まさに「鉄火場」の灼熱工場でした。
音量がどんどんヒートアップしてゆき、聴いている方はパニックになるほど動悸息切れでした。

それが、これがプロフェッショナルによる演奏なのか?
と思うような貧弱な鉄工場。
寂れて火も消え入りそう、「鉄工場」じゃ無くて「廃工場」。
弦楽器は我武者羅さが無く、そのノホホンとした音量に辻褄を合わせるべく、
打楽器が音量調節をするもんだから、全体の音量は全然燃え上がってこない。
今か今かと待ちあぐねるうちに、曲は終わりました。
そしてメインの「ハルサイ」。
ムカつくくらい一生懸命・やる気満々。
全軍一丸となって、爆演かまして下さいます。
こういった舐めた事してるから、日本のオケは駄目なんだよ。
この「ハルサイ」だけ聴いてたら、私もなかなか満足して帰ってたと思う。
金管群の「ペース配分」も大切なことも知ってはいるけど、
大いに楽しみにしていた曲の方を軽んじられたら、黙ってる訳にはゆきますめぇ。