

2008年11月2日(日) 16:00 - 233 -
室内管弦楽団「辯天」 寺本義明指揮 しらかわホール
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」
ハイドン 交響曲第44番「悲しみ」
ベートーヴェン 交響曲第7番
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今回は9月21日クリンゲン・フィル以来の、
名古屋伏見しらかわホール。
ここは典型的クラシック専用中型ホールで、
音響もまずまず。
マーラーやショスタコならいざ知らず、
今回のベトベンのような規模なら、
断然このホールで拝聴したい。
このホールにしてベトベンを選択しているだけで、

見識高し。
出掛けてみるかな、ってな気持ちになる。
伏見でコンサートとくれば、喫茶「カラス」。マリア・カラスの大ファンがマスターだったら面白いけど、
店内を見る限りそのようには見えない。鳥のカラスのコトなんかな?ただし、お味は太鼓判。

やきそばだの、焼肉定食だの楽しみましたが、
ここはサンドウィッチが絶品。
マヨネーズやからしと共に混ぜてあるソースに
秘密があるようで、独特な味わいなのに
突飛な味でもなく、何度食べても実にウマい。
マクドナルドのビックマックに入っている
ピンク色のソースみたいな、
タルタルソースっぽい味、かな。
旨いです。
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今回の指揮者・寺本義明の経歴に目が止まる。
京大文学部を卒業しながら、フルート一丁片手に提げて、
名フィルを経て都響の首席フルート奏者に収まる。
今では東京芸大、愛知県芸大、名古屋芸大などの講師も手掛けつつ、
いよいよ指揮者にも野心が漲る、といった格好だ。
どことなく朝比奈の再来のような期待を持ちたくもなる。
こういった音大出じゃない指揮者といった人が、これからもどんどん
出てくると面白くなるが、なかなか前途は厳しいのかな。
よっしゃ、ひとつ応援したろやないの、と思って聴いたのだが、
特別には個性の無い演奏。
実にオーソドックス、手堅い、保守的。
わたし的では無い。正統派でじっくり進んで行くんでしょうね。

のだめ効果でベト7もすっかりアマオケ定番曲に
なりましたが、中プロが珍しいハイドン44番「悲しみ」。
ハイドンは編成も減らして少数精鋭体勢なのに、
音がデカイ。しらかわホールならではの迫力があり、
こういった中ホールだからこそ、
ハイドン等の前期ロマン派が映える。
特に低音の音に伸びが広がり、しっかりした
低音の支えが伴なって、音楽にも安定感が増す。
ベートーヴェンは安全運転が目立った。
挑戦的な試みをするほど技術が無いだけに指揮者も安全志向になったのか、
本来の彼の志向が安全派なのか。安全派が悪いわけでは無いけれど、
ベト7で普通に演奏されても面白くないんよね。
もう何百回と聴いてきた曲だし。
逆にそれだからこそ、下手にいじくった演奏にするとマニアがウルサクなるとも言えるけど。

こういう有名曲の演奏スタイルは、難しいね。
安全運転なのか、モードスウィッチが入って無いのか、正直第3楽章までは微妙だった。
終楽章でスウィッチも入ると、どうしてこのノリで第1楽章からやってくれんのかなぁと思う。
聴いてる側と、弾いてる側では、いろいろと事情が違うのでしょう。
多少崩れてもあの終楽章の勢いで全楽章猛攻撃してくれたら、最高だった。
*** 過去の 「ベートーヴェン交響曲第7番」 なコンサート感想
* 『指揮者ナシ』のベト7 → フィルハーモニア・エテルナ
* 結構好きだと思っているのに、うちってもしかしたらベト7ギライなのかも?!
褒めてる感想がない・・・ → 代表で サヴァリッシュ指揮 NHK交響楽団
これ、周りが大騒ぎなのに全然ピンと来なかったのを良く憶えてます。